Technique
技術紹介
匠の技と先進機器で創る
唯一無二の高品質製品
大和合金製作所の最も重要かつ信頼できる技術。
それは「人」に他なりません。
日本国内にも当社にしか実現できない技術や ノウハウを数多く持っています。
それは、卓越した技能を持つ職人=匠の 存在があるからこそ。
慢心することなく研鑽を積み続ける匠たちが大切にするのは、 「使う人の視点に立ったモノづくり」です。
モノづくりへのこだわりと情熱は、 どこにも負けません。
熟練の技と最先端の設備が融合した 大和合金製作所ならではの製品にぜひご期待ください。

大和合金の得意技
Special Skill
品質技術
Quality Technology
島津発光分析装置は、金属材料の化学成分を高精度かつ迅速に分析できる信頼性の高い装置です。
鋼材や合金の品質管理において、最先端の技術で安定したパフォーマンスを提供し、多くの企業で採用されています。
この装置は、試料表面に発生する放電の光スペクトルを解析することで、正確な成分分析を実現します。
製造プロセスの各段階で成分を的確に管理でき、不良品の発生を抑制するとともに、製品の均一性と信頼性を向上させます。
さらに、短時間での分析が可能なため、効率的な運用が可能となり、生産性の向上に寄与します。

対応技術
Compatible Technology
アルマイト加工は、アルミニウムの耐食性、耐摩耗性、そして装飾性を向上させる高度な処理技術です。この処理は国家試験を取得したアルミニウム陽極酸化処理技能士が担当しています。
特殊な作業設定により、皮膜の硬度を300以上に達し、キャス試験において24時間経過後も全く欠陥がない強固な皮膜の実現に成功しています。
前処理には、化学研磨の代わりに電解研磨を採用しており、鏡面仕上げでは驚くほどの光沢を提供。アンバー色(茶色)の着色には、二次電解着色の『浅田法』を採用しており、深みのある色艶と強靭な耐食性を両立しています。
従来とは異なるパラメーター管理により、『1個』からの少量処理にも柔軟に対応可能です。

活用技術
Utilization Technology
セラミック複合化鋳造は、Vプロセス鋳造によって実現された鋳造技術であり、大和合金独自の特許申請も受理された製法です。
この技術を活用し、新幹線N700系ののぞみ号などに使用されている『クツズリ』(扉のレールの内外に取り付けられる滑り止め板)を製作しています。
なお、セラミック複合化鋳造の研究開発においては、セラミック粒子を単一面に均一に鋳込むだけでなく、狙った面にのみ規則的に散りばめることが最大の課題でした。
